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絵の具の捨て方と分別方法の完全ガイド:種類別に解説

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この記事でわかること

  • 水彩、アクリル、油など種類別の絵の具の適切な捨て方
  • プラスチックや金属など容器ごとの分別基準
  • 小学校の絵の具セットを一式処分する際の注意点
  • 発火や有害ガスを防ぐための安全な処理手順

絵の具を使った後、残った絵の具やチューブ、関連道具の処分方法について解説します。水彩、アクリル、油絵の具など種類によって捨て方が異なるほか、小学校の絵の具セットを一式処分する際も素材ごとの分別が必要です。

この記事では、各種絵の具の正しい捨て方と、環境や安全に配慮した適切な処分方法、そして絵の具セットの分別方法などを詳しく解説します。

【早見表】絵の具の捨て方と容器の分別ルール

絵の具の廃棄方法を判断する際は、以下のポイントを確認します。基本的に絵の具自体は「燃えるゴミ」として処分できますが、容器の素材や絵の具の種類によって分別方法が変わります。

絵の具の種類・対象物 中身の捨て方 容器の捨て方
水彩絵の具 紙や布に出して「燃えるゴミ」 プラスチック製は「プラ・燃えるゴミ」、金属製は「不燃・金属ゴミ」
アクリル絵の具 紙や布に出して「燃えるゴミ」 同上(※水に流すと下水管で固まるため注意)
油絵の具 紙や布に出して「燃えるゴミ」 同上(※油を含んだ布は水で濡らしてから捨てる)
有害顔料を含むもの 「不燃ゴミ」として処分 カドミウム系など(燃やすと有害ガスが発生するため)

※ゴミの分別ルールはお住まいの自治体によって異なるため、必ず地域のルールも併せてご確認ください。

水彩絵の具の捨て方

水彩絵の具は水で溶ける特性を持ち、比較的環境への負荷が少ないですが、適切な処分方法を守ることが重要です。

中身の処分方法

残った絵の具や固まった絵の具は、新聞紙や不要な布に出して、燃えるゴミとして処分します。チューブ内で固まってしまった場合も、可能な限り中身を取り出して燃えるゴミに分類します。少量であれば水で流すことも可能ですが、大量に流すと環境負荷になるため避けてください。

容器の処分方法

容器の種類 分別の目安
プラスチック製チューブ 中身を空にして「プラスチックゴミ」または「燃えるゴミ」に
金属製チューブ 中身を空にして「金属ゴミ」または「燃えないゴミ」に
固形水彩の容器 プラスチック製のものは「プラスチックゴミ」または「燃えるゴミ」に

アクリル絵の具の捨て方

アクリル絵の具は水で溶ける特性を持ちながらも、乾くと耐水性になるという特徴があります。この特性から、水回りへの影響に特に注意が必要です。

中身の処分方法

残った絵の具や固まった絵の具は、新聞紙や布に出して燃えるゴミとして処分します。アクリル絵の具は乾くと耐水性になり、下水管で固まったり環境に悪影響を与えたりする可能性があるため、そのまま下水に流すのは避けてください。

容器と水の処分方法

アクリル絵の具を使用した後の水は、紙や布に吸わせてから燃えるゴミに出すのが理想的です。パレットの洗浄も、ティッシュや布で拭き取ってから洗うと下水管の詰まりを防ぐことができます。

対象物 分別と処分の目安
プラスチック製チューブ 中身を空にして「プラスチックゴミ」または「燃えるゴミ」に
金属製チューブ 中身を空にして「金属ゴミ」または「燃えないゴミ」に
洗浄水・パレットの汚れ ティッシュや布に吸わせてから「燃えるゴミ」に

油絵の具の捨て方

油絵の具は発火の危険性や有害物質の観点から、処分方法に最も注意が必要です。

中身の処分方法

油絵の具は燃えるゴミとして処分できますが、布などに染み込んだ状態だと自然発火する可能性があるため、ビニール袋に入れて水を含ませてから捨てると安全です。
ただし、カドミウム系の色やバーミリオンなどの絵の具は燃やすと有害なガスが発生するため、「燃やせないゴミ(不燃ゴミ)」として処分する必要があります。ラベルの成分表示を必ず確認してください。

チューブと溶剤の処分方法

処分する物 分別と処分の目安
チューブのキャップ 燃えるゴミまたはプラスチックゴミ
チューブ本体 アルミニウム製のため不燃ゴミまたは金属ゴミ(中身が固まっている場合はチューブごと不燃ゴミ)
テレピン油・リンシードオイル等 ポリ袋に紙や布を入れオイルを染み込ませ、必ず水を入れてから燃えるゴミに

画用液(テレピン油やペトロール油など)を染み込ませた布は、そのままゴミ箱に捨てると自然発火する恐れがあるため、必ず水で濡らして熱を持たないようにしてから処分します。

その他の絵の具の捨て方

ポスターカラーやガラス絵の具なども一般的に使用されますが、基本的には水彩絵の具やアクリル絵の具に準じた捨て方となります。

絵の具の種類 処分の目安
ポスターカラー 水溶性のため水彩絵の具と同様。中身は布や紙に出して燃えるゴミへ。
ガラス絵の具 乾くと剥がせるゴム状になるものが多い。中身は固めて燃えるゴミへ。

絵の具セット(学用品)をまとめて捨てる場合

小学校などで使った絵の具セット一式を処分する場合、バッグから小物まで様々な素材が含まれているため、細かく分別する必要があります。

絵の具セットのアイテム 分別の目安
絵の具バッグ(ケース) 布製やナイロン製のものは「燃えるゴミ」。金具が多い場合は取り外すか「不燃ゴミ」に。
筆洗バケツ(水入れ) プラスチック製が主流。自治体の規定に従い「プラスチックゴミ」または「燃えるゴミ」に。
パレット 「プラスチックゴミ」または「燃えるゴミ」。紙パレットの場合は「燃えるゴミ」。
「燃えるゴミ」。金具部分が分解できない場合は自治体によっては「不燃ゴミ」や「金属ゴミ」になることも。
雑巾・スポンジ 洗っても汚れが落ちないものは「燃えるゴミ」として処分。

まとめて処分する際も、各自治体のゴミカレンダーや分別マニュアルに沿って分類することが重要です。

大量の絵の具を捨てる際の便利アイテム

大量の洗い水や残った絵の具を処理する際、下水に流すのを防ぐための専用処理剤が販売されています。
「残った絵の具処理剤(固化剤)」などの名称で市販されており、絵の具が混ざった水に入れるだけで成分を凝集・固化させることができます。固まった分をフィルターで濾し取って燃えるゴミとして捨てられるため、アクリル絵の具や水彩絵の具の大量処分時に非常に便利です。

絵の具を捨てる前の代替手段

まだ使える絵の具や画材は、そのまま捨ててしまう前にリサイクルや再利用を検討するのも一つの方法です。

  • リサイクルと譲渡:フリマアプリで譲渡する、あるいは地域の学校や福祉施設へ寄付する。
  • 固まった絵の具の復活:水彩絵の具であれば少量の水を加えて溶かす、アクリル・油絵の具であれば専用の溶剤を使用することで復活する場合があります。

まとめ

絵の具の捨て方は種類や容器によって異なります。重要なポイントは以下の通りです。

  • 絵の具の中身は基本的に燃えるゴミですが、カドミウムなどの有害物質を含む絵の具は不燃ゴミに分別します。
  • 容器は素材に合わせてプラスチックゴミか金属(不燃)ゴミに分別します。
  • 油絵の具や溶剤を含んだ布は自然発火の危険性があるため、必ず水を含ませてから処分します。
  • アクリル絵の具は下水管で固まる恐れがあるため、大量に水に流さないようにします。
  • 小学校の絵の具セットを捨てる際は、バッグやバケツなど素材ごとに細かく分別します。
  • 処分が大変な場合は「絵の具処理剤」の活用も検討します。

自治体のルールに従って適切に分別し、環境や安全に配慮した処分を心がけましょう。

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