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ドアポストを100均アイテムで塞ぐ方法7選!防犯・虫・隙間風対策を徹底解説

「ドアポストの隙間から虫が入ってくる…」「冬場の隙間風が寒くてたまらない」「もしかして、ここから空き巣に入られるんじゃ…」

玄関ドアのポストが原因で、このような悩みを抱えていませんか?実は、その悩み、100円ショップのアイテムだけで手軽に解決できるかもしれません。養生テープやカラーボード、マグネットシートといった身近なアイテムを使えば、専門的な知識や工具がなくても、今日からすぐに対策を始められます。

この記事では、100均で手に入るアイテムを使った具体的なドアポストの塞ぎ方を7つ厳選してご紹介します。さらに、賃貸住宅にお住まいの方が気になる「原状回復」の問題や、防犯・防虫・防寒といった目的別のおすすめ方法まで、徹底的に解説します。この記事を読めば、あなたのお悩みにぴったりの解決策がきっと見つかります。安心で快適な毎日を手に入れるために、ぜひ最後までご覧ください。

ドアポストを塞ぐべき4つの重要な理由

そもそも、なぜ手間をかけてまでドアポストを塞ぐ必要があるのでしょうか。ただの郵便受けと侮ってはいけません。そこには、私たちの生活の安全や快適さを脅かす、見過ごせないリスクが潜んでいるのです。ここでは、ドアポストを塞ぐべき4つの主な理由を詳しく解説します。

1. 防犯対策(サムターン回し・覗き見防止)

ドアポストを塞ぐ最大の理由は、やはり防犯対策です。特に警戒すべきは「サムターン回し」と呼ばれる、極めて悪質な空き巣の手口です。これは、ドアポストの投函口から特殊な工具や針金などを差し込み、ドアの内側にある鍵のつまみ(サムターン)を回転させて不正に解錠する方法です。フタが上に開くタイプや、経年劣化で隙間が大きくなっているドアポストは特に狙われやすいとされています。

また、犯行はサムターン回しだけにとどまりません。小型カメラを差し込んで室内の様子を盗撮したり、留守かどうかを確認したり、あるいは直接覗き見をしたりといったプライバシー侵害のリスクも報告されています。特に一人暮らしの方や女性にとっては、こうした覗き見行為は深刻な脅威です。ドアポストを物理的に塞ぐことは、これらの犯罪から身を守るための第一歩となります。

2. 不快な虫の侵入経路を断つ

「家の中でなぜか虫をよく見かける…」その原因、もしかしたらドアポストかもしれません。ドアポストは、わずかな隙間であっても、虫たちにとっては格好の侵入経路となります。新聞やチラシが挟まってフタが半開きになっている状態では、さらに大きな虫もやすやすと侵入できてしまいます。

特に、季節によって様々な虫がこの小さな隙間を狙っています。

  • 春〜夏(5月〜9月):コバエ、蚊、ハエ、活動が活発になるゴキブリ
  • 秋(9月〜11月):越冬場所を探すカメムシ、クモ
  • 通年:小さなゴキブリの幼虫、アリ

ドアポストをしっかりと塞ぐことで、これらの不快な害虫が家の中に侵入するのを物理的にシャットアウトできます。殺虫剤などに頼る前に、まずは侵入経路そのものを断つことが最も効果的な対策です。

3. 隙間風を防ぎ、快適な室温と光熱費節約を実現

冬場、玄関に立つとひんやりとした冷気を感じることはありませんか?その原因の一つが、ドアポストから侵入する隙間風です。ドアポストの隙間は意外と大きく、そこから流れ込む冷気が玄関全体の温度を下げ、ひいては廊下を伝ってリビングなど他の部屋の室温にも影響を与えます。場合によっては、玄関の温度が外気とほとんど変わらない、なんてことも。

隙間風がもたらす影響は、単に「寒い」だけではありません。

  • 暖房効率の低下:せっかく暖房で温めた空気が、冷気によって冷やされてしまいます。
  • 光熱費の増加:暖房効率が悪くなるため、設定温度を上げたり、運転時間が長くなったりして、電気代やガス代の増加につながります。
  • 健康への影響:暖かいリビングと寒い玄関との急激な温度差は、ヒートショックのリスクを高める可能性も指摘されています。

ドアポストの隙間を塞ぐことは、快適な室温を保つだけでなく、無駄な光熱費を削減し、家族の健康を守ることにもつながる、賢い選択なのです。

4. 郵便物盗難によるプライバシー漏洩を防ぐ

ドアポストに届く郵便物や宅配物には、私たちの個人情報が満載です。氏名、住所はもちろん、クレジットカードの明細書、公共料金の請求書、ダイレクトメールなどには、電話番号や生年月日、利用サービスといった情報が含まれていることも少なくありません。もし、これらの郵便物がドアポストから抜き取られたら、悪意のある第三者の手に渡ってしまう危険性があります。

抜き取られた個人情報は、ストーカー行為に利用されたり、勝手にサービスを契約されたり、特殊詐欺の名簿に使われたりと、様々な犯罪に悪用される可能性があります。ドアポストを塞ぎ、郵便物の管理を集合ポストなどに一本化することは、こうした個人情報漏洩のリスクを低減させる上でも非常に有効な手段と言えるでしょう。

100均で揃う!ドアポストを塞ぐ万能アイテム7選

ドアポストの対策が必要な理由はご理解いただけたかと思います。それでは、実際にどのようなアイテムを使えばよいのでしょうか。ここでは、ダイソー、セリア、キャンドゥといった100円ショップで手軽に購入できる、選りすぐりの7つのアイテムとその特徴をご紹介します。

1. 養生テープ(最も手軽で簡単な方法)

「今すぐ、とにかく簡単に塞ぎたい!」という方に最もおすすめなのが養生テープです。本来は塗装作業などで汚したくない場所を保護するためのテープですが、その「しっかり貼れて、剥がしやすい」という特性がドアポスト対策に最適です。

  • メリット:110円という低コストですぐに実践できる手軽さが魅力。粘着力が強すぎないため、賃貸物件でも跡を残さずに剥がしやすいです。
  • デメリット:見た目がやや無骨で、生活感が出てしまう点は否めません。また、テープなので外からカッターなどで切られたり、強引に剥がされたりする可能性があり、防犯性能は限定的です。
  • 購入できる店舗:ダイソー、セリア、キャンドゥなど、ほぼ全ての100円ショップで取り扱いがあります。白や緑が一般的ですが、店舗によっては透明や黒などのカラーもあります。

2. カラーボード・発泡スチロールボード

見た目にもこだわりたい方には、加工しやすいカラーボードがおすすめです。ドアポストのサイズに合わせてカットし、テープなどで固定して使います。軽量で扱いやすいのが特徴です。

  • メリット:ドアの色に合わせて白、黒、茶色などを選べば、後付け感が少なくスッキリとした見た目に仕上がります。ある程度の厚みがあるため、隙間風や音をしっかり遮断する効果も期待できます。
  • デメリット:ドアポストのサイズを正確に測り、カッターでカットする手間がかかります。また、固定には両面テープや養生テープが別途必要になります。
  • 購入できる店舗:ダイソーの「カラーボード」やセリア、キャンドゥの「スチレンボード」など、各社で様々なサイズ・色が販売されています。

3. マグネットシート

玄関ドアが鉄製の場合、マグネットシートが非常に便利です。テープを使わずにピタッと貼り付けられるので、着脱が簡単。郵便物を受け取りたい時だけサッと外せるのが最大の利点です。

    • メリット:テープを使わないのでドアを傷つけたり、糊の跡が残ったりする心配が一切ありません。繰り返し使えるため経済的です。
    • デメリット:鉄製ドアでしか使えないという限定的なアイテムです。また、100均の製品は磁力がそれほど強くない場合があり、ドアの開閉時の衝撃でずれたり落下したりする可能性も考慮しておく必要があります。

購入できる店舗:ダイソーの「マグネットシート(粘着付)」など、粘着テープ付きのタイプを選べば、後述のカラーボードと組み合わせて使用できます。

4. 布・カーテン(目隠しカバー)

防犯や防虫はしたいけれど、郵便物は受け取れるようにしたい…そんなニーズに応えるのが、内側に取り付ける布製のカバーです。インテリアに合わせておしゃれに対策できるのが魅力です。

  • メリット:お気に入りの布を使えば、DIY感覚で楽しみながら作れます。見た目が柔らかく、玄関の雰囲気を損ないません。汚れたら洗濯できるのも衛生的です。
  • デメリット:ミシンや手縫いなど、裁縫の手間が必要です。また、完全に密閉するわけではないため、下や横の隙間から虫や冷気が多少入る可能性は残ります。
  • 購入できる店舗:ダイソーやセリアの「はぎれ布」「カットクロス」コーナーには、様々な柄や素材の布が揃っています。遮光性のある厚手の生地を選ぶのがポイントです。

5. 厚紙・段ボール

「とにかくコストをかけずに、今あるもので何とかしたい」という方には、厚紙や段ボールが最終手段として使えます。無料で手に入ることも多く、最も経済的な方法です。

  • メリット:加工が非常に簡単で、失敗しても気になりません。不要になった際の処分も簡単です。
  • デメリット:耐久性が低く、特に雨の日の湿気などでふやけやすいのが難点。見た目もあまり良くないため、あくまで一時的な対策と考えるのが良いでしょう。
  • 購入できる店舗:ダイソーなどでA4サイズの「カラー段ボール」が販売されており、これを使えば通常の段ボールよりは見栄えが良くなります。

6. リメイクシート

カラーボードや段ボールの見た目を格上げしたい場合に最適なのがリメイクシートです。これを貼るだけで、まるで元からそういうデザインだったかのような一体感を演出できます。

  • メリット:木目調や大理石調、レンガ調などデザインが非常に豊富で、玄関ドアや周りの壁紙とデザインを合わせることができます。
  • デメリット:これ単体では使えず、カラーボードなどの下地が必須です。また、空気が入らないようにシワなく綺麗に貼るには、少しコツと丁寧な作業が求められます。
  • 購入できる店舗:各100円ショップで様々なデザインのシートが販売されています。特にセリアはおしゃれなデザインが多いと評判です。

7. マスキングテープ + 補強材

「養生テープでも跡が残らないか心配…」という、特に慎重な賃貸住まいの方におすすめしたい裏技です。まずドアにマスキングテープを貼り、その上から両面テープや養生テープを貼ることで、ドア本体を徹底的に保護します。

  • メリット:粘着力が弱いマスキングテープを緩衝材にするため、剥がした時に跡が残るリスクを限りなくゼロに近づけられます。貼り直しも簡単です。
  • デメリット:粘着力が弱いため、重いカラーボードなどを固定するのには向きません。あくまでテープを直接貼りたくない場合の保護策として活用しましょう。
  • 購入できる店舗:100円ショップには様々な幅やデザインのマスキングテープがあります。この用途では、幅が広いタイプを選ぶと作業がしやすいです。

【目的別】あなたに最適なドアポストの塞ぎ方はこれ!

7つのアイテムをご紹介しましたが、「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまうかもしれません。ここでは、あなたの目的別に最適な組み合わせと、その手順を具体的に提案します。

完全に塞いでOK!「防犯・防寒」を最優先したい場合

  • おすすめの組み合わせ:カラーボード + 養生テープ or マグネットシート
  • 費用目安:220円〜330円

集合ポストが別にあるなど、ドアポストを郵便受けとして全く使わない場合は、この方法が最も効果的です。カラーボードで物理的に蓋をすることで、防犯、防虫、防寒の全ての効果が期待できます。

  1. ドアポストの投函口のサイズ(縦・横)を正確に測ります。
  2. 測ったサイズよりも、縦横それぞれ1〜2cmほど大きめにカラーボードをカッターでカットします。
  3. ドアの外側から、カットしたカラーボードを養生テープで隙間ができないようにしっかりと固定します。
  4. (鉄製ドアの場合)カラーボードの裏に粘着付きのマグネットシートを数カ所貼り付け、ドアに直接設置すると見た目がスッキリします。
  5. さらに完璧を期すなら、ドアの内側からも同様にカラーボードで塞ぐと、防音・断熱効果が格段にアップします。

郵便物は受け取りたい!「利便性と目隠し」を両立したい場合

  • おすすめの組み合わせ:布カバー(内側設置)
  • 費用目安:220円〜440円

郵便物の受け取りは必要だけれど、覗き見や虫の侵入は防ぎたいという場合に最適な方法です。ドアの内側に取り付けるため、外観を損なうこともありません。

  1. 光を通しにくい、厚手の布(フェルト、デニム生地、遮光カーテン生地など)を用意します。
  2. ドアポストの内側のサイズを測り、幅は「ポストの幅+5cm」、長さは「ポストの上端から床までの高さ+5cm」程度で布をカットします。長めに作るのが隙間をなくすコツです。
  3. 布の上部を折り返して縫い、そこにマグネットテープを通すか、あるいは直接布に両面テープや接着剤でマグネットを固定します。
  4. ドアポストの内側、投函口の上部にマグネットで固定し、カーテンのように垂らします。

見た目が最重要!「インテリアに馴染ませたい」場合

  • おすすめの組み合わせ:カラーボード + リメイクシート + マグネットシート
  • 費用目安:330円〜440円

生活感を出さず、スマートに対策したい方にはこの方法がおすすめです。ドアと一体化させることで、後付け感をなくし、自然な仕上がりを目指します。

  1. 玄関ドアの色や柄に最も近いリメイクシートを選びます。
  2. ドアポストのサイズより少し大きめにカットしたカラーボードに、空気が入らないよう丁寧にリメイクシートを貼り付けます。
  3. 裏面に粘着付きのマグネットシートを貼り、ドアポストの外側に設置します。
  4. ドアの色と完全に一致させるのが難しい場合は、逆にアクセントになるようなデザインのリメイクシートを選ぶのもおしゃれです。

賃貸でも安心!ドアポストを塞ぐ時の重要注意点

賃貸住宅でドアポストに対策を施す場合、自己所有の家とは異なる注意が必要です。退去時のトラブルを避けるためにも、以下のポイントを必ず守ってください。

大前提は「原状回復」できる方法を選ぶこと

賃貸契約では、退去時に部屋を「入居した時の状態に戻す(原状回復)」義務があります。ドアに傷をつけたり、塗装を剥がしたり、テープの跡を残したりしてしまうと、修繕費用を請求される可能性があります。そのため、必ず元に戻せる方法を選ぶことが絶対条件です。

  • 推奨される方法:養生テープ、マスキングテープ、マグネットシート、内側からの突っ張り棒を利用した布カーテンなど。
  • 避けるべき方法:ガムテープや強力両面テープ(跡が残りやすい)、接着剤、ネジや釘の使用(ドアに穴が開く)は絶対に避けましょう。

養生テープでも過信は禁物!定期的な貼り替えを

「剥がせる」が売りの養生テープですが、その性能は永久ではありません。特に直射日光が当たる場所や、夏場の高温になる玄関ドアでは、粘着剤が劣化し、長期間(目安として3ヶ月以上)貼りっぱなしにすると糊が残ってしまうケースがあります。

安全のため、1〜2ヶ月に一度は新しいものに貼り替えることを強くおすすめします。少し面倒に感じるかもしれませんが、この一手間が退去時の余計な出費を防ぎます。

集合ポストの有無は必ず確認

対策を始める前に、お住まいの建物に集合ポストが設置されているか、そしてそれが問題なく使える状態かを必ず確認してください。もしドアポストしか郵便を受け取る手段がないのに完全に塞いでしまうと、郵便物が受け取れず、配達員の方に迷惑をかけるだけでなく、重要な書類が返送されてしまうといったトラブルにつながります。

集合ポストがない場合は、「郵便物は受け取りたい場合」で紹介した布カバーなど、投函機能を残した対策を選びましょう。

判断に迷ったら管理会社へ相談を

「この方法で本当に大丈夫かな…」と少しでも不安に感じたら、実行する前に管理会社や大家さんに相談するのが最も確実です。特に、ドアポスト本体に何か加工を加えたり、取り外したりするような場合は、必ず許可を得る必要があります。以下のように尋ねてみると良いでしょう。

「ドアポストの隙間風と防犯が気になるため、養生テープやマグネットを使って、ドアを傷つけない範囲で塞ぎたいのですが、問題ないでしょうか?」

事前に一声かけておくだけで、安心して対策を進めることができます。

100均以外の選択肢も知っておこう

100均アイテムは手軽で非常に有効ですが、より本格的な対策を求める方のために、市販の専用グッズも存在します。予算や目的に応じて、これらを検討するのも一つの手です。

  • 専用ドアポストカバー:Amazonや楽天、ホームセンターなどで販売されている、後付けの目隠しカバーです。見た目がスマートで、鍵付きの製品など防犯性能が高いものもあります。価格は1,000円〜10,000円程度です。
  • ドア裏用郵便受け箱:ドアの内側に取り付ける箱型の郵便受けです。外から郵便物を入れても、箱の中に落ちるため、覗き見や郵便物の抜き取りを完全に防げます。マグネットや接着テープで設置できる賃貸向けの製品も多く、価格は1,000円〜3,000円程度です。
  • サムターンカバー・補助錠:サムターン回し対策に特化したアイテムです。サムターン自体にカバーを被せて外部からの操作を防ぎます。両面テープで貼り付けるタイプなら賃貸でも導入しやすく、ホームセンターなどで1,000円前後から購入できます。100均の対策と組み合わせることで、防犯性をさらに高めることができます。

よくある質問(FAQ)

Q1. ドアポストを塞いだら、郵便物はどうなりますか?
A: 建物に集合ポストがある場合は、基本的にそちらに投函されるようになります。集合ポストがない場合は、配達員の方が投函できず、不在票を入れて郵便局に持ち帰ることになります。完全に塞ぐ前には、必ず集合ポストの有無を確認してください。
Q2. 100均アイテムの防犯効果は、実際どれくらいありますか?
A: 目的によります。「覗き見防止」や「単純な隙間をなくす」という点では非常に効果的です。しかし、プロの空き巣による「サムターン回し」に対しては、養生テープやカラーボードはカッターなどで簡単に破壊されてしまうため、効果は限定的と言わざるを得ません。本格的な防犯を考えるなら、市販のサムターンカバーや補助錠との併用を強く推奨します。
Q3. ダイソー、セリア、キャンドゥで商品の違いはありますか?
A: 養生テープやカラーボードといった基本的なアイテムはどの店舗でも揃いますが、サイズ展開やカラー、デザイン性に違いがあります。一般的に、ダイソーは品揃えとサイズが豊富、セリアはおしゃれなデザインのアイテムが多い、キャンドゥは実用的な商品が多い、といった特徴があります。何店舗か回ってみて、ご自宅のドアに合う商品を探すのもおすすめです。
Q4. ドアポストからの騒音も防げますか?
A: はい、ある程度の防音効果が期待できます。特に、カラーボードや発泡スチロールボードを内外両側からしっかり塞ぐと、廊下の足音や話し声、郵便物が投函される際の「バタン!」という音などを軽減する効果が見込めます。
Q5. 郵便配達員さんに迷惑はかかりませんか?
A: 集合ポストがある場合は、そちらに投函すればよいので問題ありません。集合ポストがないのに完全に塞いでしまうと、配達員の方が投函できず困ってしまいますので、必ず郵便物を受け取れる工夫(内側カバーなど)をするか、事前に郵便局へ相談することをおすすめします。

まとめ:まずは100円の養生テープから始めよう!

ドアポストが抱える防犯、防虫、隙間風、プライバシーといった様々な問題は、100円ショップのアイテムを活用することで、誰でも簡単に、そして安価に対策できることをお伝えしてきました。

この記事のポイントをもう一度おさらいしましょう。

  • ドアポストのリスク:防犯(サムターン回し)、虫の侵入、隙間風(光熱費増)、プライバシー侵害の4大リスクがある。
  • 100均アイテムが万能:養生テープ、カラーボード、マグネットシートなど、身近な7つのアイテムで対策可能。
  • 目的別に選ぶのがコツ:完全に塞ぐなら「カラーボード」、郵便物を受け取るなら「布カバー」など、目的に合った方法を選ぶ。
  • 賃貸は原状回復が鉄則:跡が残らない養生テープやマグネットシートを選び、トラブルを避ける。
  • より高い安心のために:市販の専用グッズや補助錠との組み合わせも視野に入れる。

どの方法から試すべきか迷ったら、まずは「養生テープ」を一つ買ってみることをおすすめします。たった110円の投資で、今日からすぐに実践でき、長年の悩みが嘘のように解決するかもしれません。

ただし、賃貸にお住まいの方は、原状回復の義務を忘れずに、慎重に対策を進めてください。少しでも不安があれば、管理会社への相談が賢明です。

この記事を参考に、ぜひあなたの家のドアポストを見直してみてください。小さな工夫で、日々の暮らしはもっと安全で快適なものになるはずです。